ひらめき☆ときめきサイエンスプログラムを開催しました
2019/8/9
このプログラムは、大学や研究機関で「科研費」(KAKENHI)により行われている最先端の研究成果に、小学5?6年生、中学生、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうことを目的に開催されるものです。参加する皆さんが将来に向けて、科学的好奇心を刺激して“ひらめき”、“ときめく”心の豊かさと知的創造性を育む内容となっています。
本学では以下の3件のプログラムが採択され、それぞれ実施しました。どのプログラムに参加した子ども達も、普段は遠く感じる「科学」や「研究」を楽しく身近に感じることができました。
1.プログラム名: シェフ?医者?探偵?になって、モノが壊れるヒミツを探ってみよう!
2. プログラム名:ウニを使った観察実験で<受精>と<免疫>の理解を深めよう

4人でやるカードゲームは大盛り上がり!
■ 開催日:7月21日(日)
■ 実施代表者:教育学部 准教授 日比野 拓
■ 参加者:小学5?6年生
■ <参考>埼玉大学教育学部日比野研究室(ページへリンクします)
ウニを使って、受精の瞬間を観察したり、マイクロインジェクションを体験したりするとともに、免疫のしくみを理解するために作成した免疫カードゲームを参加者で行い、楽しみながら理解を深めました。カードゲームは、受講生同士が対話しながら行ったため、今日初めて会ったとは思えないほど受講生同士の話が弾んでいました。

先生の説明も熱心に聞きます

どんなものが見えるかな?
3. プログラム名:虹色に輝く宝石を作ってみよう2019
■ 開催日:7月27日(土)
■ 実施代表者:大学院理工学研究科 准教授 長谷川靖洋
■ 参加者:中学生、小学5?6年生
■ <参考>虹色に輝く宝石を作ってみよう(過去のものも見られます)(ページへリンクします)
みんなで虹色に輝く宝石を作りました。どうやったらより大きく、より美しい宝石を作れるのか考えながら、「こんなきれいな宝石にも科学が関係している」ことにみんな驚きでした。その他にも、科学分析支援センターを見学したり、持って帰れる宝石ケースはくじ引きで決定したり、終始飽きないプログラムで「科学の入り口」を楽しむことができました。

先生の話にも興味津々

白衣を着て、研究者気分

くじ引きも真剣!

できあがった宝石をまじまじと観察
参考URL
いつも食べているお菓子を壊してみました
■ 開催日:7月20日(土)
■ 実施代表者:大学院理工学研究科 准教授 荒木 稚子
■ 参加者:小学5?6年生
いろいろなお菓子を壊す実験をしたり、スイカや金属を診断したりした後、身近な物を光学顕微鏡で観察しました。また、普段大学の授業で行っている軟鋼の引張試験の見学もしました。みんなで仲良くグループワークを行い、ときには収拾がつかなくなるほど楽しく「力学」を感じることができました。